ポイ活

今さらポイ活に挑戦してみた

テレビや雑誌、SNSなどを見ていると目に入ってきた「ポイ活」。なんとなく面倒そうでしたが、仕事を探しながらでもできるということで挑戦してみてもいいかなと思いました。
QRコード決済やクレカ決済で、使っていると貯まっていくポイント。普段意識しなかったのですが、何気なくポイントがいくら貯まっているのか見てみると1,000ポイントも貯まっていたのです。
いつの間にか1,000円分のポイントが貯まっていたら嬉しくないですか?
普段からポイ活を意識されている人からすると、たった1,000ポイントですが私はとても嬉しかったです。
このことがきっかけで、ポイ活に挑戦しようと思いました。

ポイ活とは

買い物やサービスの利用など、さまざまな場面でポイントが貯まります。このポイントを貯める活動が「ポイ活」です。
代金の支払いに現金ではなくクレジットカードを利用したり、ポイントサイトを経由して買い物をしたりすることで、ポイントを貯められます。
昔は実店舗で利用できるポイントカードが主流だったため、何枚も持ち歩く必要がありました。
しかし、現在ではスマホアプリやポイントサイトで管理するのが一般的です。ポイ活はスマホやパソコンがあれば誰でも手軽に始められます。

ポイ活でどのくらい稼げる?

ポイ活を始めるにあたり気になるのがどのくらい稼ぐことができるのか気になりますよね。
調べてみると一般的には月換算だと2,000円前後のようです。中には数万円から10万円も稼ぐ人がいます。
2,000円を多いか少ないかは人によって違うでしょう。でも2,000円あればプチ贅沢ができますよね。
時給にすると300~3,000円の幅で稼いでいます。1回10ポイントのアンケートや広告クリックを1時間に30回行うとすると300ポイントに。
1ポイント1円換算の場合、300円の時給になるわけです。
継続的に行うことで楽にお小遣い稼ぎができますよ。

ポイ活で貯めたポイントの使い道

ポイ活で貯めたポイントには、様々な使い道があります。日用品から家電、旅行といったあらゆる商品・サービスがポイント払いに対応しているので、日常生活から活用しやすいでしょう。
さらに電気やガスなどの公共料金への支払いに対応しているところだと毎月の支払いに充当可能です。対応店舗の買い物以外にも、他社ポイントへの交換もできます。
ポイントによって交換できるモノは変わりますが、現金化も可能です。
ただ、ポイントを貯めるだけではなく、貯めたポイントをどのように使うかを考えることもポイ活の醍醐味といえるでしょう。

ポイ活のメリット・デメリット

まず、ポイ活を始めるにあたりメリット・デメリットをしっかり把握しておきましょう。

ポイ活のメリット

ポイ活のメリットにはお得にショッピングできる、節約につながる、よく考えてお金を使うようになる3つが挙げられます。
まず、お得にショッピングできるという点です。
ショッピングでポイントを貯める場合、クレジットカード決済の支払いでポイントを貯めていきます。そして、貯めたポイントで次のショッピングに利用する流れができます。
ショッピングの際、ポイントサイト経由で行うと、その際と独自のポイントが貯まっていくので、効率的でお得にショッピングが楽しめるでしょう。
2つ目のポイントは節約につながります。貯まったポイントは現金の代わりとして利用できるので、ポイ活を行うことで節約になるのです。
3つ目はポイ活を意識するようになると、どの程度ポイントが貯まったのか定期的に確認するようになります。
購入した商品やサービスに対し、還元率や獲得できるポイントが決まっているので、獲得したポイントから毎月の消費金額を見直せます。
ポイントはいつもより多く貯まったけど、月々の予算がオーバーしていないかと家計状況を見直すことで、よく考えてお金を使えるようになるはずです。

ポイ活のデメリット

「複数のポイントを貯めようとして管理が面倒になる」「決まったお店・サービスを利用しないといけないので工夫が必要」など考えられます。
自己管理をしっかり行いましょう。ポイントが欲しいからと無駄遣いや不要なサービスに加入してしまう恐れがあります。
また、ポイ活を意識するあまり、クレジットカードを作りすぎたり、1日の内に何度もポイントを確認したり、お得な情報がないかスマホチェックに時間を費やしたりしてしまうのは意味がありません。
加えて思っていた以上にポイントが貯まらないなんてことがあると、苛立ちも生まれます。
あくまでもすき間時間を利用して行うものという意識であることが大切です。

ポイ活の始め方

ポイ活を始めるにはどうしたらいいのか紹介します。

貯めたいポイントを決める

ポイ活を始めるにあたり、よく利用するお店・サービスなどから貯まるポイントを選ぶようにしましょう。
メインで貯めるポイントを決めるなら、生活圏内にある流通や通信、交通等でよく使うお店やサービスで貯められるポイントから選ぶのもがおすすめです。
「楽天ポイント」「Tポイント」「dポイント」など、複数店舗、サービスでポイントが貯まる共通ポイントを候補に選ぶといいでしょう。

還元率の高いクレジットカードを作る

ポイ活を始めるに当たり、クレジットカードを作ることから始めましょう。
クレジットカードを選ぶ際に大切なことは還元率と年会費を重視することです。
ショッピングをする際、ポイントが還元されるクレジットカードは多いですが、還元率はどれも同じではなく各クレジットカードで違いがあります。
還元率〇%とあれば比較しやすいですが、実際は「△△円で1ポイント」と1ポイントを獲得するために必要な金額を表示したクレジットカードがほとんどです。
そのため、自分で還元率を計算する必要があります。計算方法は難しくないので、以下の計算式に当てはめて計算してみてください。
獲得数(ポイント)÷獲得金額(円)×100=還元率(%)
例えば200円で1ポイントを貯められる場合、1÷200×100=0.5%です。還元率同士を比較することで、より還元率の高いクレジットカードを選べます。
もしも還元率が同じ場合、消費金額が少ないほうを選ぶといいでしょう。
200ポイントで2円と100ポイントで1円は、両者とも還元率1%ですが、100円で1ポイントを貯められたほうが120円の買い物をしても1ポイント貯められてお得です。
クレジットカードの年会費も重視しましょう。還元率だけを見て、年会費が高いクレジットカードを作ってしまうと、ポイ活よりも年会費が高くつくという可能性もあるので注意しましょう。

ポイントを効率的に貯めるには

効率的にポイントを貯めるには以下の方法があります。

固定費の支払いでポイントを貯める

固定費とは住居費や水道光熱費、通信費、保険料など、毎月必ず支払う項目のことです。
この中で口座振替やコンビニ払いにしているものはないでしょうか。支払方法をクレジットカードにすることで、毎月一定のポイントを貯められるようになります。
また、ポイントやマイルが貯まるサービスに切り替えることもおすすめです。インターネットやスマホの通信会社だけではなく、電気代の支払いでマイルやポイントが貯まる電気料金プランもあります。
貯めるポイントやマイルは各社さまざま。自分が貯めているポイント・マイルが対象になっているところを選べるとお得です。

キャッシュレス決済を利用する

PayPayや楽天ペイ、モバイルスイカ、クレジットカードなどのキャッシュレス決済を利用することで、ポイントが貯められます。
特にQRコード決済(PayPay、楽天ペイなど)は利用者を増やすために常にお得なキャンペーンを実施しています。上手く活用することで、普段の買い物で支払金額の10~20%がポイント還元されることも珍しくありません。
現金支払いからキャッシュレス決済にすることでお得にポイントが貯められます。

ポイントサイトを利用する

ポイントサイトへ登録することでポイントを貯められます。ポイントサイトでは、広告のクリックや視聴、ゲーム、アンケート、掲載されているサービス利用などでポイントが獲得できます。
様々な方法があるので、自分にあったものを選択でき、すき間時間を利用して稼げるでしょう。

短期で稼ぐ

ポイントを短期で稼ぐなら、クレジットカード発行や銀行口座の開設など、1案件でも好ポイントを稼げます。
ただし、1度ポイントを稼いだら、同じ方法でポイントを稼ぐことができません。

ポイ活の注意点

ポイ活は継続して続けていきたいところです。やりすぎて後悔しないように注意点について確認しておきましょう。

ポイントサイトが信頼できるか確認する

ポイントサイトは数多くありますが、すべてが信用できるとは限りません。中には貯めたポイントが利用できないといった悪質なサイトもあります。
トラブルを防ぐためにも、信頼できるサイトであるかをしっかり確認しましょう。
確認する方法としては運営元会社の把握と口コミです。そして、日本インターネットポイント協会(JIPC)に加入しているかを確認してください。

クレジットカードを作りすぎない

クレジットカード作成はポイントを大量に稼げる方法ですが、作りすぎには気をつけたいところ。クレジットカードは作成履歴が6カ月残り、クレジットカード会社間で情報を共有しています。
同時にたくさんのクレジットカードを作ったり、申し込み直後に解約を繰り返したりすると、審査時にポイント狙いと判断される可能性が高くなり、自分の信用を落とすことになりかねません。
銀行口座開設も同様です。

友達紹介は節度をも守る

クレジットカード作成に続いて、大量ポイントが期待できるのが友達紹介です。友達紹介は本当に興味のある人だけに案内することをおすすめします。
ポイント狙いでしつこく勧誘したり、まったく知らない人に紹介リンクを送りつけたりするのは、迷惑な人として見られるのでやめておきましょう。